ハイビスカスの実生

2010年2月に殆ど、期待しないでハイビスカスの交配を試みました。
親木は'Tirene'薄紫の花です。
花粉は冷凍保存していた'Fifth Dimention'

幾つか交配したうち、ひとつが実り7つの種が取れました。
すぐに撒くほうが良いということなので、バーミキュライトに種を蒔き、3週間
以上かかって、そのうち4つが発芽しました。

ゆっくりゆっくり大きくなっていったのですが、夏前に鉢上げしそびれ、この夏
の猛暑日ではいじる事が怖くてついに今日になってしまいました。。。。
ハワイ生まれの親は、暑すぎて花芽もつけません。

涼しくなるのを待ったのですが、一向に秋風も吹きそうもないので、当分光は足
りませんが、冷房下の室内で育てることにして、思い切って植え込みました。

多くの人は「ハイビスカスは夏の花」だから、暑いのは平気なのでは?
と思っておいでのことと思いますが、厳密には「亜熱帯原産」なのです。

日本なら、石垣島や西表島、又台湾などが原産地です。

ハワイにいったことがないのでわかりませんが、石垣島では、1月には、普通に
街路樹のようにして咲いている花です。石垣島では半袖の方も、長袖のシャツ一
枚の方もいました。

そんな環境で育つこの花には、東京の夏は過酷ですね。
しかもコンクリートの上は、40度を超え、夜間も27〜8度という環境は、海風の
涼しい原産地よりもずっと悪い環境でしょう。

東京生まれのこの4本を大事に育てたいと願っています。

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